その1はこちら
今回はその1と逆の方向の話も交えつつ。
リーマン以降の値動きを見ると、
・年平均リターン:S&P500は13%以上、オルカンは10%台
・リスク(標準偏差):S&P500の方が小さい
・シャープレシオ(リスクリターンの効率):S&P500の方が優秀
ということで、S&P500vsオルカンは三科目ともS&P500の勝ち。ただ、これは直近15年程度の話だけで、もっと昔から見ると米国株は(特にリターンで)新興国株に負けていた時代なんかももちろんある。大きい投資会社の中には2024年以降米国株が世界の足を引っ張るって明言しているところもあるし(だいたいこの手の予想って外れるので気にしていないけど)
今回の米国株ターンがやや長くなっていることを考えても、現在20代でこれから新NISAで積立投資を始めるという人で、なるべく考えず・勉強せずにそこそこのリスク・リターンのバランスで運用し、なんなら設定したら数十年ほったらかしておきたい、という人にとってはオルカン1本もアリかもしれない。
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