インフラファンドとは、
・投資家から金集める
・その金をインフラに投資
・インフラの賃料などを投資家に分配する
やつ。性質としてはREIT(不動産投資信託ー不動産の売買益や賃料収益を投資家に分配)に似てる。
日本では東京証券取引所(東証)が2015年から市場解放→現時点(2024年)でまだ10年経っていないぐらいの比較的新しい市場。インフラ投資に民間の資本を使おうという国策もあって始まったものと聞いたけど、現在上場している銘柄は5つだけ。
銘柄名 | コード | 分配金利回り (2024/1/18時点) |
ジャパン・インフラファンド投資法人 | 9287 | 7.04% |
エネクス・インフラ投資法人 | 9286 | 7.01% |
東京インフラ・エネルギー投資法人 | 9285 | 6.93% |
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 | 9284 | 6.61% |
いちごグリーンインフラ投資法人 | 9282 | 5.61% |
基本的には太陽光発電系なのでFIT関連の法律がどう変わっていくかとか、天候や機材の故障の有無などに左右されうる。また、REIT同様利益の90%以上を配当することで法人税が優遇されているが、この措置は上場後20年という制限があるため、あまり長期でずっと持っているものでもなさそう・・・とはいえ短期売買の対象になるものでもないので10年前後が目処。
高い分配金利回りが魅力なので、若い世代やこれから資産形成をしようという世代よりも、退職金の運用、投資方針やリスク許容度的に分配金・配当の利回り重視の方、富裕層で運用額でかい一方でリスクを落として運用したい方が最大10%ぐらい組み入れる程度じゃないかと。
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