新NISA関連のYouTube動画を見てると、だいたいこんな感じ。
メイン
・S&P500
・いわゆるオルカンー正式名称「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
・攻めたい人はNASDAQ100あたり
サブ
・日本株もこれから面白い(バフェット来たし中国株は投資対象にならないし的な文脈)
・インド株もGDP伸びてるしいいよね(SENSEXかNiftyの2択かな)
・金(ゴールド)も実はヘッジ用ではなく攻めで持ってても良いのでは
NISA枠で個別銘柄やるのは論外だとして(損益通算できないし)
で、メインに関しては米国株をどこまで信じるか問題が唯一の論点になっていて、分散したい人はオルカンで行きましょうってことになっている雰囲気。確かに米国株は2024年以降は成長率だいぶ下がって新興国株とかに遅れをとるという読みもけっこうあるらしいし、S&P500もNASDAQ100もビッグテックのいわゆる「マグニフィセント7(Magnificent7)」が引っ張ってるだけでS&Pの残りの493銘柄だと日本株と大して変わらんやん(むしろ横ばいやん)というのはファクトで明らかなのでこの7つがコケたらどうするの?というのは超真っ当な懸念。
出典:https://apolloacademy.com/sp493-is-basically-flat-this-year/
ただ、かといってオルカン意味なくないですか?
・オルカンの中身は6割ぐらいが米国株(時価総額がデカすぎる)
・オルカンの値動きは米国株の値動きと上昇も下降もほぼ同じタイミング、ヘッジになってない(ように見える)
・米国の主要銘柄は世界中で収益を上げており、米国以外の市場を既に取り込んでいる
という気がするのですが。本当にヘッジしたいんだったら、
・S&P500とかNASDAQ100とかをメインに置いておき
・国内株、インド株、新興国株系の投資信託を組み入れて
・債券、不動産(REIT)、ゴールド、ビットコインなどを好みに応じて気持ち追加
ぐらいやらないと意味がないのではと。
ちなみにマグニフィセントセブンって昔映画があったんですね。それと準えてたのか。知らなかった。
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